21回テキサス州日本語スピーチコンテスト

 

部門 課題詩


   中級用課題詩Intermediate-Low,Intermediate-Mid,Intermediate-High[300500 (3)程度]



 

誠実(せいじつ)について」 (414字) 高木(たかき)いさお

 

やり(はじ)めたことは

(つづ)けたいと(おも)います

 

ゆっくりでもいいし

(とき)には(やす)んでもいいから

やり(はじ)めたことは

(つづ)けたいと(おも)います

 

(はじ)めに(おも)っていたことと

どんどん(かたち)()わったとしても

やり(はじ)めたのだから

(つづ)けたいと(おも)います

 

(ぼく)

一人(ひとり)で始めることが(おお)いのは

一緒(いっしょ)(はじ)めたのに

途中(とちゅう)でやめてしまう(ひと)()るのがつらいからです

 

もちろん

やめる(ひと)にはやめる理由(りゆう)があるのでしょうが

(ぼく)から()ると

(おも)っていた効果(こうか)()られないから

というだけの理由(りゆう)だと(おも)えるのです

 

(ぼく)だって

効果(こうか)というか

(つづ)ける甲斐(がい)というか

そんなものを(かんが)えています

 

(ぼく)(かんが)える"やり甲斐(がい)"というのは

(たと)えば二人(ふたり)でやり始めたら

二人(ふたり)がやり(つづ)けているということです

 

相棒(あいぼう)()かい()って

「なかなか(おも)うようにならないなあ」

(わら)()うだけでも

とても素晴(すば)らしいことだと(おも)うのです

 

他者(ひと)には誠実(せいじつ)であるべきです

他者(ひと)には誠実(せいじつ)であり(つづ)けるべきです

まして

(なに)かを一緒(いっしょ)にやり始めたほどの他者(ひと)であるなら尚更(なおさら)です

 

(ぼく)

裏切(うらぎ)らないことが誠実(せいじつ)だと(おも)っています